instagramで運用をする前に必ずやっておきたいのが、コンセプトメイキング。

インスタ攻略の8割は、コンセプトメイキングといっても過言ではないくらい重要なので、必ずやっておきましょう。

コンセプトメイキングの重要性

コンセプトは、アカウント全体に共通する「発信の軸」となるもの。

ユーザーに対して、将来的に与える価値や運用の目的を設定することで、アカウントをフォローする理由が生まれます。

「コンテンツは伸びているのに、フォロワーが増えない…。」

という人は、コンセプトに沿った運用ができていないケースがほとんどなので、1本の軸となるコンセプトを決める必要があります。

コンセプトメイキングの具体的手順

  1. 独自性
  2. 便益
  3. オリジナリティ(権威性 or 熱意)

① 独自性

独自性は、原体験をベースにした情報発信 or 競合にはない要素を徹底的にリサーチすることで作り出せます。

基本的には、原体験ベースに作っていくのが無難ですね。

② 便益

ユーザーの顕在的な悩み・潜在的な悩みを解決できているか。

特に潜在的な悩み、ユーザー自身が明確に自覚していない問題を解決する情報だとGood。

③ 熱意

何事も成果を残すには継続することが不可欠。

継続性を生み出す原動力は、自分が発信するジャンルへの熱意であり、その熱意はコンテンツを見るユーザーに伝わります。

ペルソナ設定

集客したいターゲットを絞り込み、情報発信の精度を高めるにはペルソナを設定も重要です。

ペルソナとターゲットの違いは?

ターゲットは、年齢や性別、居住エリアといった属性で絞り込んだ集団を指します。

対して、ペルソナは、より詳細な職業や家族構成、趣味嗜好など特定の個人を設定したもの。

ペルソナは詳細に設定できた方が良いですが、下記の4つは最低限設定しておきましょう。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 性格(価値観・人生観)

領域選定について

領域選定は、伸びている領域を見極めましょう。

どんなに質の良いコンテンツでも、需要がなければ伸びません。

勉強系のアカウントを例に挙げてみます。

  • #英語:159万件
  • #数学:17.9万件
  • #物理:7.2万件

同じ勉強系でも、需要に20倍の差があることがわかります。

ハッシュタグボリュームから、自分が発信したいジャンルが持つ大体の需要がわかるので、必ずチェックしておいて下さい。

領域選定のポイント

領域選定は、「ボリュームが大きければ良い」というわけでもないです。

ボリュームが大きいハッシュタグは、問題の抽象度が高く、競合が強いため、アカウント初期だと誰にも刺さらない & 外部露出できずに伸び悩むことになります。

攻略法としては、発信するジャンルを大分類・中分類・小分類に分け、ポジションを取ったら領域を広げていく戦略がおすすめです。

領域選定の具体例
  • #英語 159万件
  • #英語の勉強 59.6万件
  • #英語学習 31万件
  • #英語勉強
  • #英語の勉強垢 17.9万件
  • #英語教室 17.1万件
  • #英語教育 16.9万件
  • #英語勉強法 14.9万件
  • #英語育児 14.4万件
  • #英語日記 9.2万件
  • #英語初心者 7.5万件
  • #英語フレーズ 5.9万件

大分類:#英語

中分類:#英語の勉強法

小分類:#英語のフレーズ

といった感じですね。

まずは、「英語のフレーズが学べる人」という小さい領域でポジションを取り、徐々に勉強法・英語全般という領域に広げていく感じです。